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嗜好と性の境界について


僕は自分をボーイッシュな女だと思っていました。

自分の性について悩んだことはあったのですが、彼氏が出来たことで、女としての自分を受容出来るかもしれないと思いました。
彼に好かれたいと思いなんとか女性らしくあろうとしたのですが、次第に、自分はなぜこんなことをしているのかと思うようになりました。

僕はやっぱり男物が好きだし、出来ることなら、男として周りに見てほしいという気持ちが払拭出来ずにいます。
もう成人しているので、出かけるとなった時くらいは化粧をしなければいけないと思いますが、苦痛で仕方ありません。化粧も形式的に最低限、薄くする程度です。
ついこの前まで学生だったので、何となく男っぽくても許されているような気がしていました。
高校生の時の祖父の49日はジャケットに!スラックスで出てたりもしました。

社会人になった以上、女性としてのたしなみを求められる場面が増えることはわかるのですが、この先もずっとそうだと考えると、つらいとしか言えません。
彼氏には内緒ですが、仕事中はナベシャツで胸を潰しています。
先日は髪を伸ばしてほしいという彼にどうしても無理だと伝え、伸びてきた髪を切らせてもらうことにしました。
僕を大切にしてくれているのは嬉しいのですが、女として扱ってほしいかと言われれば違います。

これがジェンダーに関係するのか、ただの好みによるのかわからずにいます。
性同一性障害と嗜好の違いはどこにあるのか、何か判断基準などはあるのでしょうか。


回答


ご質問ありがとうございます。
ご自身のせいについて悩んだものの、彼氏ができたことで、女性としての自分を受容できるかも、
と思われたのですね。
しかし、いざ彼氏と付き合っても女性扱いされることに違和感があったり、社会生活も女性として生活するのに苦痛が生じているの状態なのですね。

基本的に、ご自身の現在の身体・社会的性別に対して違和感があれば、それはトランスジェンダーと呼ばれます。
性同一性障害は、その中でもどうしても現在の身体・社会的性別に違和感があり、かつ医師が診断した場合の診断名です。

ご相談を読んでいる限りでは、嗜好ではなく、性別に対して何らかの違和感を感じてらっしゃると思われます。
『彼ができたら、女性になれるかも』という思考をすること自体、いわゆる一般の女性にはないものです。

もうすでに、ご相談されているかもしれませんが、ご自身と同じように性別に違和感を感じている方のグループへ足を運んで話をしてみたり、性同一性障害に強い精神科の受診をお勧めします。
少しでも、ご自身の違和感が和らぐことをお祈りしています。

(管理人)

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