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ともぞうの性別放浪記 その7


今回は自分の事を少しお話出来ればと思いますが、その前にある人のライフヒストリーをお話しします。それを読んで皆様はどう思われるでしょうか・・・?

その子は産まれた性別は女性。小さいときからスカートを嫌がりずっと洋服はズボンを着用していきました。
小学生の時は、赤い色のランドセルは嫌だと、紺色のランドセルを背負って6年間通い続けました。友達は、女の子よりも男の子の方が断然多く、男の子と共に活発に遊んでおり、一種ガキ大将のようでした。
中学生になると、どうしてもスカートを履かなくてはいけなくなると知ったその子は、他の友達に「制服をズボンで通す」と伝えました。結局、友達の強い反対に遭い、制服のない私立へと入学します。中学・高校とやはりズボンで過ごし、大学は理学部へと進学します。
大学でももちろんズボンを履いたまま。スカートは一切履きません。就職活動中も就職後もスーツはパンツスーツで過ごしていました。
さて、ここまで読まれて、この子はFTMじゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
また、もしかして他人のように語っているけど、ともぞうの幼少期じゃないの・・・?と思ってくださる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
残念ながら、その子というのは、実は私の妹なんです。

まさか、姉妹でFTMなの・・・?と思もわれるかもしれませんが、妹は小さいときから今まで、性自認は女性で揺らいだ事がありません。現在は結婚し、一人息子がいます。
なぜ、妹の話をしたかと言うと、お分かりかと思いますが、FTMが皆小さいときから男の子らしい立ち振る舞いをしているわけではないのです。
反対に言うと、小さいときに男の子らしい立ち振る舞いをするからといって、必ずしもその子の性自認が男性であるとは限らないし、その時点では男性だったとしても大人になってからもその自認が持続するとは限らないのです。
MTFの方も同じで、小さいときに女の子らしい振る舞いをしている子が、大人になってMTFになるとは限らず、どちらかというと男性同性愛者になる方が多いという研究結果があります。

今は、『性同一性障害』という概念が膾炙してきているので、少しでも男の子が女の子が好む遊びを、また、女の子が男の子が好む遊びをすると、『性同一性障害』かもしれない・・・と思われることが増えていると聞いた事があります。

このメルマガを読まれている方の中にも、今現在そういった子どもに遭遇している方もおられるかもしれませんが、まず、子供時代は決めつけるのではなく、子どもの個性だと思って接していただけると良いかもしれません。
最終的に決めるのは本人なので、周りの大人は本人のやりたいことを見守っていていていただければ、と切に思います。

さて、私の幼少時代ですが、話すと「本当にFTMなの?」と疑問に思われることと、「あぁ、何となく萌芽はあったのね」と思われることの両方かな?と思います。
私は、たぶん他の人より性自認の揺れが激しいので、そうなってしまうのかもしれません。
ただし、インターネット上にあがっているFTMのライフヒストリーは、「生まれたときから自分は男性と思って生きてきました。」といったものが大多数を占めていますが。
本当はそんなことはないと思うのですけどね・・・。

そんな幼少時代の話は、次回に引っ張らせていただきたいと・・・すみません。

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