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その男友達、本当に友達?―「矯正レイプ」について知っておこう


「矯正レイプ」という言葉があります。レズビアンをヘテロセクシュアルに「矯正」するためにレイプすることを指します。海外のセクシュアルマイノリティの話題を扱うニュースサイトで見かけることもあるかも知れませんが、これは日本のFTM、FTXにも無関係ではありません。

FTMやFTXの中には、女性に仲間意識が持てなかったり、女性の文化に馴染めなかったり、疎外感を持つ人もいます。そして男性の方が「友達」感覚が持てる、男性と一緒にいる方が気が楽、男性の方が話が合うと感じることがあるかも知れません。

しかしあなたの「シスジェンダーの男友達」があなたのことを「同性」として尊重した上で友達付き合いをしているかどうかは、慎重に判断した方がいいと思います。

矯正レイプはレズビアン、あるいはFTMやFTXへの憎悪だけで起こるとは限りません。あなたの性自認にかかわらず、あなたは女性の体を持っています。そしてあなたの男友達の中には、「自分を男性だと勘違いしている女性に対し、男性とのセックスによって勘違いを正してあげよう」という、歪んだ善意であなたに性行為を強要する人がいるかもしれないのです。

男友達だから、男同士だから。そう思って男友達の家に行く、男友達の車に乗る、男友達とカラオケの個室に二人きりになる。しかし相手はあなたのことを「男友達」とも「男同士」とも思っていないかもしれません。

実際にレイプの被害に遭った場合、FTMやFTXは「意に沿わない性行為を強要された」ことだけではなく、「自分の体が女性であることを突き付けられた」という点でも大きな衝撃を受けます。また「レイプ被害に遭った女性」として扱われるのが嫌で、被害届を出せなかったり、他の友達にも言えなかったり、妊娠や性感染症の検査を避けてしまうことも考えられます。

そういった事態を避けるために、自分が矯正レイプの被害者になりうることを念頭に置いて、男友達と付き合って行く方法を考えてもらえたらと思います。

(サポーター)

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